六軒京

 

旧東海道沿いにある古い商家。

六軒京本舗という名前で食品の製造販売をやっている店です。

創業は幕末ということですから、もう150年近くになりますね。

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東海道天竜川の渡しを西へ越えて、浜松宿に入る手前に、蒲畷(かんまなわて)十六丁の松並木があり、この地を六軒といったそうです。 幕末の頃、この店の元祖である京次郎の妻まつが茶店を出し、夏の副食品として紫蘇巻を作り売り出したところ、東海道を往来する旅人に大変喜ばれ、以来、六軒京の紫蘇巻として当地の名物となりました。現在は、紫蘇巻の他に小菊巻・銘茶・椎茸等の副食品を中心として販売しているそうです。

 

六軒京(終わり)